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マーケットリサーチ

第1レベルの不動産投資のリサーチは、非常に予備的なものだ。このリサーチをするのに家から出る必要すらない。これは、不動産投資の物件に足を踏み入れる前に行うリサーチであり、最初に行ったことの1つは、すべての主要都市のあらゆる新聞やビジネス誌、専門紙をインターネットで読みあさることだった。興味を引いた記事のリンク先の情報にもすべて目を通した。そこで、この都市のいくつかの限界について調査を始めた。暗い一面としては、州全体の失業率が8.1パーセントと桁外れで、全米ーの高さだということがわかった。これは重要な発見だった。なぜなら、州全体の数字をポートランドの商業地区の数字と比較した結果、郊外の2、3の発展している地域の可能性をのぞけば、不動産投資ののチャンスは商業地区にしかないとわかったからだ。そのうえ商業地区はすでに建物で埋めつくされており、不動産投資の物件の供給には都市部の他の部分よりもはるかに大きな制限があった。

このマーケットについてはいくつかマイナス材料はあったものの、全体としては嬉しい驚きがあったし、強くひきつけられた。それはまったく予想だにしない結果だった。この都市は、大手企業のレイオフが多い所、材木産業や農業の衰退に悩まされている所、株式市場の下落やわずか4か月前に起こった9月11日のテロの後遺症といった経済的な困難の影響をもろに受けた地域だろうとばかり思っていた。人々の生活の質の向上に配慮し、現在、そして未来に向けてすばらしいコミュニティを築くための長期プランを持った発展途上の都市だった。また、この商業地区は、米国北西部では最も住居費が高い地域のひとつであることもわかった。